2019/02/18
しっかりと紫外線対策をしていても年々濃くなるシミ…
なんとかして消したい!と思って色々な化粧品に手を付けてみますが、なかなか効果は実感できないものですよね。
そこでオススメなのが、シミ消し効果抜群の「ハイドロキノン」です♪
シミがまだ酷くない人では、早くて1週間で消えることも!
ただし、効果を出すためには濃度が高ければ良いというわけではありません。
濃度が高すぎると、刺激が強すぎて逆効果になることもあるのです。
今回は、ハイドロキノンの凄すぎる効果と副作用、正しい使い方についてお話致します☆
正しい知識を身に着けて、ハイドロキノンの実力を最大限発揮してもらいましょう(*^^)v
目次
ハイドロキノンのシミに対する効果について
ハイドロキノンの他にも、美白成分には
・アルブチン
・コウジ酸…
などが存在しますが、ハイドロキノンの美白効果はこれら美白成分の約100倍とも言われているのです!
これ、使わない手はないですよね!!
早速その秘密を探っていきましょう^^
ハイドロキノンとは
「ハイドロキノン」とは、イチゴやコーヒー、麦芽などにも含まれる天然成分のこと。
ハイドロキノンには酸化を抑える還元作用があり、写真の現像液やゴムの酸化防止剤としても使われてきました。
そこで「現像していた人の手が白くなった」ということからその漂白作用が注目され始め、アメリカで美白成分として広く利用されるようになったのです。
日本では、その作用の強さと管理の難しさから、医療機関でのみ使用することが許されてきました。
しかし、2001年の薬事法の規制緩和により“4%以下”であれば化粧品にも配合できるようになりました☆
ハイドロキノンの効果
ハイドロキノンには、シミに対するいくつかの効果が実証されています。
メラノサイト自体の働きを抑制する
多くの美白成分には、メラニンの働きを抑制してシミを予防する効果があります。
しかしハイドロキノンには、メラノサイト自体の働きを抑制してメラニンの生成を阻止する効果があるのです。
メラニンを作る元の細胞を抑制するので、シミ予防効果は絶大です!
チロシナーゼの働きを阻止する
シミが出来るメカニズムとして、チロシンが酸化して最終的にメラニンへと変化していきます。
この変化に関わるのが、メラノサイトの中にある酸化酵素である「チロシナーゼ」です。
ハイドロキノンには、このチロシナーゼの働きを抑える効果もあり、メラニンの生成を根本から阻止してくれます。
既に出来てしまったシミを薄くする
多くの美白化粧品には、シミ予防の効果は認められます。
しかし、ハイドロキノンは予防効果だけではありません!
私たちが望む「既に出来てしまったシミ消し」にも効果を発揮してくれるのです^^
ハイドロキノンには酸化を抑える「還元作用」があり、メラニンをアミノ酸のチロシンに戻してくれます。
このような効果からハイドロキノンは“お肌の漂白剤”とも言われています。
この章をまとめると・・・
・ビタミンCやアルブチンなどの美白成分は、シミを予防する効果はある
・ハイドロキノンは、シミを予防するだけではなく、すでに出来てしまったシミにも効果を発揮してくれる
ということが分かりました♪
医療機関での治療においても長年取り扱われてきたハイドロキノンの還元作用が、いかに凄いかご理解いただけたでしょうか?^^
ハイドロキノンの効果が期待できるシミの種類
ハイドロキノンの凄さが分かったところで、次にハイドロキノンの効果ができるシミの種類について見ていきましょう!
・肝斑
・老人性色素斑(一般的なシミ)
・ニキビ跡
・皮膚の黒ずみ
・そばかす
このように、一般的なシミやニキビ跡、黒ずみなどの色素沈着にはハイドロキノンが効果的です☆
しかし、ハイドロキノンの効果が期待できるのは皮膚の表面(表皮)にできたもののみ。
肌の奥深く(真皮)にまで及んだ色素沈着には、効果は期待できません。
真皮レベルの色素沈着には、レーザー治療などを行う必要があります。
ハイドロキノンの副作用と正しい使い方について
ハイドロキノンはシミへの効果が高い分、取り扱いには十分な注意が必要です。
それでは早速、副作用について見ていきましょう。
ハイドロキノンの副作用
☑赤み・炎症
ハイドロキノンが体質に合わなかったり、劣化した製品を使用したときに赤身や炎症が出る場合があります。
ハイドロキノンは、安定性が悪く酸化しやすいという欠点があります。
酸化した際に刺激の強い「ベンゾキノン」という成分が出来て、お肌にダメージを与えてしまいます。
☑シミの悪化
ハイドロキノンは「紫外線」を浴びるとシミを濃くしてしまう作用があります。
そのため、紫外線対策を行わずにハイドロキノンを使用すると逆にシミを悪化させることになってしまいます。
☑白班を作る
濃度が高いハイドロキノンを使い続けると、塗っていた部分が必要以上に白くなってしまうことがあります。
濃度が5%以下のものでは、このようなトラブルは報告されていません。
ハイドロキノンの正しい使い方
上記のような副作用を起こさないためにも、正しい使い方をしっかりと理解しておきましょう!
☑パッチテストを行う
ハイドロキノンを始めて使うときには、必ず腕の内側などでパッチテストを行いましょう。
ハイドロキノンを塗った上に絆創膏を貼り、24時間後に異常が無ければOKです。
☑使用期限を守る
ハイドロキノンは安定性が悪いため、使用期限を過ぎたものは酸化している可能性が高いです。
使用期限の過ぎたものや、酸化して茶色く変色したものは使用しないようにしましょう。
☑紫外線にあたらない
ハイドロキノンは、紫外線にあたると酸化されてシミを濃くしてしまう作用があります。
できるだけ夜だけの使用にし、日中に使う場合には日焼け止めクリームで紫外線対策をしっかりと行いましょう。
☑洗顔後すぐに塗らない
洗顔後すぐにハイドロキノンを塗ると、吸収が良くなりすぎて効果が強く出過ぎることがあります。
まずは化粧水や乳液で肌を整えて、その後に付けるようにしましょう。
☑シミのある部分にだけ塗る
ハイドロキノンを付けるときは、綿棒などで少量を取り、シミの部分にだけに塗るのが基本です。
顔全体に塗ってしまうと、副作用が出た場合のリスクが高くなってしまいます。
☑濃度が高いものに注意
ハイドロキノン配合の化粧品で、市販されているものには1~4%のものがあります。
安全性を考えると、1~3%以内が理想的です。
しかし、低濃度のものは肌への負担は無いものの、効果や即効性は低くなります。
5%以上の濃度のものは、病院での処方になります。
効果が高い分副作用のリスクも高いので、必ず医師の指導を守り、正しく使用してください。
★ハイドロキノンの人気商品を見てみる★
⇒ハイドロキノン 売れ筋人気ランキング【楽天】
⇒ハイドロキノン配合化粧品の高評価順【Amazon】
まとめ
正しい知識を持ち適切に使用すれば、ハイドロキノンはシミの救世主です!
効果が出るまでの期間は人それぞれで、即効性のある人もいれば時間がかかることもあります。
他の美白化粧品で効果が得られなかった方は、ぜひ一度ハイドロキノン入りの商品を試してみて下さいね(*^▽^*)