2019/02/18
夏休みが近付いて来ると、子どもたちの日中の過ごし方が気になるお母さんたちも多いと思います。
特に、小学校高学年の男の子を持つお母さんたちは、ゲームばかりしていないかしら…テレビばかり見ていないかしら…と気になるもの。
子どもたちにとっては、夏休みは息抜きなので、のんびりしたい!好きな事をしたい!は当たり前なのですが、身体や心をリラックスさせると同時に、情緒を豊かにするチャンスでもあるのです!
そのために、ぜひ、子どもたちに読書をおすすめしたいものですね。
この記事では、ゲームやテレビなどのメディアにハマり易い高学年男子を中心に、読書好きにする方法の提案と、おすすめの本をご紹介します。
目次
高学年男子をゲームやテレビばかりでなく読書も好きにする方法は?
この章では、我が家の6年生男子がどうして読書好きになったかを元に、子どもを読書好きにする方法を提案します。
我が家の息子は、学校でも図書室に足繁く通っているという読書好きです。
なぜ、本が好きなのか…それは、おそらく、『本は楽しい!』を知っているからだと思います。
どうして知っているのか。それは、小さい頃から絵本の読み聞かせをしてきたからだと思います。
絵本なら毎晩5冊以上、ちょっと長い児童書も読み聞かせしてきました。
なので、本は面白いという事も知っているし、ためになる知識がたくさんあるということも実感しているようです。
なので、1人読みするようになっても本に対する抵抗がありません。
また、絵本の読み聞かせの講座を受けた時に教えていただいた方法は、親が読んでいる姿を見せるのも有効なのだそうです。
子どもは、親の模倣で育ちますから、当然ですね。
もう1つは、すぐ手の届くところに本を置いておく。
我が家もあちこちに本を置いておくと、息子がすっと手にとっていつの間にか読みふけっている姿を見かけます。
環境を整える事も大切なのですね。
しかし、それでも、ゲームやアニメ大好きで、漫画も大好きな長男。
高学年になると、どんどんそちらに夢中になってきました。
特に男の子は、ハマり易いようです。
ゲームは、子どもにとって瞑想と同じ…と言う方もいらっしゃるし、アニメや漫画は本よりも簡単に入っていけるので、無理もないですね。
私も好きです。なので、否定はしません。
子どもが好きなものを否定していますと、こちらがすすめるものも否定したくなるのは、当たり前です。
まずは、子どもが好きな物も理解してあげる事が大切だと思います。
まとめると…
- 読み聞かせで本は楽しいと感じてもらう
- 手に取り易い環境作り
- 大人が見本になる
- 子どもの好きな事を否定しない
では、そんな高学年の男の子でも、本が楽しい!と思える本は、どんなものがあるか、実際に周りの子どもたちが選んだ本をご紹介します!
実際に子どもたちが選んだ高学年男子の読書におすすめの本!
本をおすすめするのは簡単ですが、大人が読んで欲しい本と、子どもたちが読みたい本では違いますね。
大人がおすすめする本には大切な事もたくさん得られる良書が多いと思いますが、まずは、読書が苦手…という子どもにも読みやすく、本の楽しさが分かるものをおすすめしてみましょう!
そこで、実際に読んだ子どもたちが、これは面白い!と教えてくれた本の中から4つをご紹介します。
不思議駄菓子屋 銭天堂 シリーズ
最近の子どもたちに大人気のシリーズ。
ちょっと不思議な話が好きな子におすすめです。読み出したら全巻集めたくなっちゃう!
マジックツリーハウス シリーズ
こちらもシリーズものですが、映画化もされ、男の子に人気!
イラストも、ゲームみたいで、手に取りやすそう。かなり読み易いです!
ジュニア空想科学読本 シリーズ
全国で大ブームになったヒットシリーズ。
科学好きな子にはかなりおすすめ!
物語ではないけど、これも、読書!大人も笑えて、知識も身につくので、一緒に読みましょう!
ポケモンやスターウォーズに特化した物も出ています。
ビーストクエスト シリーズ
名前からして、ゲームなの?と思ってしまいました。男の子が好きなファンタジー冒険物語。絵も綺麗で読みたくなりますね。
いくつかご紹介しましたが、気がつけばどれも、シリーズ物…。
男の子って、シリーズ物が好きなのかな。(笑)
でも、どれも読み易く、装丁も子どもが好きそうなものばかり!
そっと、机やリビングに置いておけば、手に取って読んでくれるかも?!しれませんね!
夏休みの読書感想文に!高学年向けおすすめの名作
子どもが好きで、読み易い本を手に取ってくれれば、本って面白い!が分かってくれると思います。
では、次は、少し読み応えのある名作にチャレンジして、読書の奥深さも知って欲しいですね!
この章では、児童書に詳しい方からリサーチした、夏休みの読書感想文にもおすすめの、名作をご紹介します!
二分間の冒険
私も子供の頃夢中で読みました。
「岡田淳」さんの本はハズレがない!と息子は言っているほど。
お気に入りの作家さんが出来ると本選びも楽しいですね。
宝島
海賊の宝物…ワクワクドキドキがいっぱいです。
読み応えたっぷりですが、翻訳もいろいろですので、読み易そうなものを選ぶと良いと思います。
モモ
永遠の名作。時間どろぼうと戦う不思議な女の子のお話。
大切な事って何かな?大人も楽しめます。
その他、スポーツが好きな子にはスポーツのお話を、外国やファンタジーのお話より身近なお話が好きな子には、学校や家族が舞台のお話などを選んであげるといいでしょう。
まとめ
本を手に取り易い環境作りや、大人が本を楽しんでいる姿を見せて、読書って楽しい!と感じてもらえるといいですね^^
夏休みを利用して、読み易く、楽しい本から入って、だんだん深みのある本にも挑戦してみましょう!