2019/02/18
2月3日は節分ですね☆
節分といえば「鬼は外!福は内!」と、鬼に向かって豆まきをするという文化があります。
また、豆まきの後には豆を食べて、その年の健康を願います。
ここで疑問が。
豆を食べる数について、年齢の数だけ食べるという人と、年齢+1個食べるという人など、家庭によって様々な意見があるようなのです。
そもそも年齢とは、数え年なの?満年齢なの?
豆を食べるのが大変…という方には「福茶」を飲むという手もあるようですよ!
今回は、節分で食べる豆の数と、福茶について調べてみました!
節分の豆はいくつ食べる?
節分の日に食べる豆の数は、年の数だけ食べる!という人と、年の数+1個食べる!という人に分かれます。
一体、どちらが正しいのでしょうか?
答えは「どちらでも良い」です。
実際には、正式なルールは無いようです。
そもそも「年の数だけ豆を食べて、年齢と同じ数だけ福を身体に取り入れる」というのが、豆(福豆)を食べる事の意味です。
そして、1つ多く食べるのは「来年も健康でありますように」という願いが込められています。
しかし、ここには節分の日付が大きく関係してきます!
昔は立春が新年で、節分は大晦日だったのです。このため「来年も健康でありますように」と1つ多く食べていたのも納得です。
ですが現在の節分は2月。1つ多く食べる必要はないのでは?という意見もあるようです。
節分の豆の数 年の数とは数え年か満年齢か?
節分の豆の数は、年の数だけ食べる!という人と、年の数+1個食べる!という人がいて、どちらでも良いということが分かりました。
では、年の数とは、そもそも「数え年」なのでしょうか?「満年齢」なのでしょうか?
これにも実は正式なルールはありません。
答えは「どちらでも良い」です。
ちなみに、「数え年」と「満年齢」が分からない方のために説明すると・・・
「数え年」では生まれたとき既に1歳で、お正月(1月1日)が来るごとに年齢が1歳プラスされていきます。
単純に1歳プラスすれば良いわけではなく、誕生日がいつなのかによっても計算が違ってきます。
例えば、2016年11月生まれの赤ちゃんであれば生まれた時点で数え年では1歳。
しかし、すぐにお正月を迎えるため、数え年では2歳に。(満年齢では0歳)
その後、11月の誕生日が来ても数え年では2歳のまま。(満年齢では1歳)
ですので、数え年の計算は、その年の誕生日が来るまでは満年齢+2歳。
誕生日が過ぎれば、+1歳ということになります!
一方、「満年齢」とは現代の年齢の数え方そのものです。
生まれた時は0歳で、誕生日が来れば1歳になります。
節分の豆まきの風習が始まった頃の日本は、年齢を「数え年」で表すのが普通でした。
という事は、例えば11月生まれの20歳の人は、数え年で計算すると22歳になります。
さらに「来年も健康でありますように」という願いを込めて22個+1個=23個の豆を食べることになります・・・。
年齢+1個どころの話ではなくなりました^^;
しかし前項でも説明したとおり、昔は立春が新年で、節分は大晦日でした。
2月が節分である現代においては「来年も健康でありますように」と1つ多く食べる必要はないという考えもあるので、その辺の判断は個々におまかせします!
家庭内でルールなど決めておけば分かりやすいですね☆
節分の豆の代わりになる福茶って?
節分の豆って、若い時は足りないくらいでしたが、年齢を重ねる毎に食べる数が多すぎて苦痛になったりしませんか?
子どもは豆を食べるけど、私たち夫婦は食べるのが大変・・・
そんなあなたにオススメなのが「福茶」です!
年齢の数の福豆を入れて出汁をとれば、豆を食べなくても同じように縁起を担げるとされています。
福茶とはその名の通りお茶のことで、節分では昆布・梅干・福豆で作るのが一般的です。
梅干:おめでたい(松竹梅)
福豆:まめまめしく働ける
節分の福茶には、以上のような3つの意味が込められています。
縁起のいい福茶を飲んで、1年間の無病息災を願いましょう☆
作り方には様々な方法がありますので、簡単なものを2つご紹介します。
その1.お湯に梅干と昆布と福豆(年の数)を入れてじっくりと煮込む。
その2.湯呑に梅干と塩昆布、福豆(年の数)を入れて、最後にお湯を注ぐ。
この他、福豆や梅干を炒ったり、砂糖を加えるなど家庭によって作り方は様々なようです。
豆を年の数だけ食べるのは大変ですが、福茶なら無理なく取り入れることができますよね^^
まとめ
いかがでしたか?
節分の豆の数は家庭により考え方が様々ですが、明確なルールは無いということが分かりましたね!
豆を食べるのが大変という方は「福茶」も取り入れながら、節分の日を家族みんなで楽しみましょう☆
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