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たけのこのあく抜きは重曹・米ぬか・大根おろしで簡単短時間に!

たけのこのあく抜きは重曹・米ぬか・大根おろしで簡単短時間に!

春が近づくと、皮付きの生のたけのこを見かける機会が増えてきます。

一年中手に入る「水煮」とは違い、新鮮なたけのこを食べることが出来るのは春だけ!

とはいえ、自分であく抜きをするとなるとどうやって下処理すれば良いの?とお困りのお方も多いのではないでしょうか。

たけのこは採ってから時間が経つと固くなりえぐみが強くなるため、早くあく抜きをした方が良いのです。

そこで今回は、たけのこのあく抜きを短時間で簡単に行う3通りの方法(重曹・米ぬか・大根おろしについてご紹介します☆

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たけのこのあく抜きを重曹で行う方法

まずは、手に入りやすくて万能な「重曹」を使ったあく抜きの方法からご紹介します。

重曹は弱アルカリの性質を持っているため、たけのこのアク成分をしっかり溶かしてくれるんですよ^^

それでは早速、重曹を使ったあく抜きの方法について見ていきましょう!

【材料】

・たけのこ・・・茹でる分だけ
・水・・・たけのこが浸る量
・重曹・・・水1リットルに対して小さじ1

 

【作り方】

①たけのこは2~3枚鬼皮をむき、根元のかたい部分を少し切り落とし、火の通りを良くするため真ん中に切れ目を入れる。

この時、鍋にたけのこが入らない場合は半分~1/4に切ってもOK。

②鍋にたけのこを入れ、水を注ぎ、重曹を入れて火にかける。(強火)

③沸騰したら弱火にし、30分~1時間ほど茹でる。

水が減ってきたら適宜足してください。

※圧力鍋の場合は、蒸気が出たら弱火10分でOK!

④竹串がスッと入るようになったら火を止める。

⑤そのまま冷ましておき、冷めたら皮をむく。

茹で上がってもすぐに水で冷まさずに、そのまま自然に冷ますことでアクが抜けていきます。

使いきれない分は茹で汁に付けたまま冷まし、タッパーなどの密閉容器に入れて保存しましょう。

茹でたたけのこからもアクが出てくるため、水は毎日綺麗なものに交換してくださいね!

*アク抜き後のたけのこの保存方法についてはこちら→たけのこの保存方法や保存期間はどれくらい?

たけのこのあく抜きを米ぬかで行う方法

次に、昔ながらの「米ぬか」を使ったあく抜きの方法をご紹介します。

米ぬかを入れることで湯に澱粉が溶け出し、その澱粉があくを吸着してくれるのだそうです。

米ぬかが無ければ「生米」でも代用できますよ♪

それでは早速、米ぬかや生米を使ったあく抜きの方法について見ていきましょう!

【材料】

・たけのこ・・・茹でる分だけ
・水(米のとぎ汁)・・・たけのこが浸る量
・米ぬか・・・たけのこ1本につき一つかみ
  or
・生米・・・たけのこ1本につき大さじ2杯程度

 

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【作り方】

①たけのこは2~3枚鬼皮をむき、根元のかたい部分を少し切り落とし、火の通りを良くするため真ん中に切れ目を入れる。

この時、鍋にたけのこが入らない場合は半分~1/4に切ってもOK。

②鍋にたけのこを入れ、水(もしくは米のとぎ汁)を注ぎ、米ぬか(もしくは生米)を入れてさっと混ぜ、落し蓋をして火にかける。(強火)

③沸騰したら弱火にし、30分~1時間ほど茹でる。

※圧力鍋の場合は、蒸気が出たら弱火10分でOK!

水が減ってきたら適宜足してください。

④竹串がスッと入るようになったら火を止める。

⑤そのまま冷ましておき、冷めたら皮をむく。

米ぬかを入れた湯が吹きこぼれてしまうと後始末が大変です。強火で沸騰させる際はご注意ください。

また、皮を残して茹でる理由は、筍の風味を逃がし難く、皮の成分がたけのこを白く柔らかくさせるからです。

全部剥いても問題ありませんが、なるべく残した状態で茹でて下さいね☆

*アク抜き後のたけのこの保存方法についてはこちら→たけのこの保存方法や保存期間はどれくらい?

たけのこのあく抜きを大根おろしで行う方法

この方法は、有名な日本料理店の料理長が考案したものです。

大根おろしを使えばたけのこを長時間茹でなくて済むため、旨味と風味の流出が非常に少ないのが特徴です☆

それでは早速、大根おろしを使ったあく抜きの方法について見ていきましょう!

【材料】

・たけのこ・・・茹でる分だけ
・水・・・大根おろしの絞り汁と同量
・大根おろし・・・大根1/3本~(たけのこ1本につき)
・塩・・・大根1/3本につき小さじ1弱

 

【作り方】

①まずは大根をおろす。たけのこ1本であれば、大根は3分の1本くらいが目安です。

②大根おろしをさらしなどで絞り、大根の汁と同量の水で希釈する。

ここに塩小さじ1弱を加える。塩を加える事で筍のアクが出やすくなります。

③たけのこは皮を剥き、適当な大きさに切る。

④ ②にたけのこを浸し、1時間〜2時間置いておく。

これだけでもかなりアクが抜けるため、新鮮なたけのこであれば生で食べることができます♪

⑤料理に使うのであれば、浸けたものを1分〜2分ほど茹でればOK!

※炊き込みごはんに使う場合、下茹でなしで直接炊きこんでください。

※煮物にする場合、酒を入れて下茹でなしで直接煮ても絶品に仕上がります。

この方法であれば茹で時間がたったの1~2分で済むので、節約にもなり旨味も残って一石二鳥です!

大根をおろすのは少々手間ですが、美味しいたけのこが食べたいという方はぜひチャレンジしてみてくださいね^^

*アク抜き後のたけのこの保存方法についてはこちら→たけのこの保存方法や保存期間はどれくらい?

まとめ

ちなみに、茹でる際に「赤とうがらし」を入れれば殺菌作用やえぐみが緩和されるとも言われていますが、効果のほどは不確かだそうです。

実際に入れて辛味が残ったことがあるため、今回は入れない方法をご紹介しました。

上手にあく抜きして美味しく旬のたけのこを頂きましょう^^
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アラサー、一児の母。 会社を辞めて、女の子の育児に奮闘中。

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