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コバエはどこから沸いてくる?発生源を知って今すぐ対策しよう!

コバエはどこから沸いてくる?発生源を知って今すぐ対策しよう!

夏が近くなると、どこからともなく湧いてくる「コバエ」

ゴミ箱や三角コーナーに、気が付けば大量発生!なんてことも…。

ちょっと前までは見なかったはずなのに、一体このコバエ達はどこから湧いてきたのでしょうか?

発生源を知り、今すぐできる対策を実践して鬱陶しいコバエとおさらばしましょう!!

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コバエには種類がある!


私たちは普段から「コバエ」と呼んでいますが、実はこれは正式名称ではありません。

また、発生源によりいくつかの種類に分かれます。

家でよく見るコバエの種類は、主に下記の3種類!

ショウジョウバエ

よく見る一番ポピュラーなコバエ

体が茶色くて目が赤く、体長は3mm前後。

卵から成虫になるまでのスピードが非常に早く、なんとたったの10日間!

寿命は1ヶ月と短いのですが、その間に500個以上の卵を産みつけます。

ですので、最初は1匹だったのにいつの間にか大量発生していた!なんてこともよくある話です。

ノミバエ

身体は黒~黄褐色で、体長は0.5~0.6mmと小さめのコバエ

外見がノミのように丸っこい体なので、この名前が付いたそうです。

非常に活発に動き回り、とにかくすばしっこいのが特徴。

卵から成虫になるまでの期間は約2週間ですが、寿命は10日ほどと短め。

しかし成虫になってから約3日ほどで産卵し、一生のうちに1匹で30~40個の卵を産みます。

ノミバエは人の食べ物に卵を産みつけることがあり、孵化した幼虫が人間の体内に入ってきてしまうことも

これを「ハエ症」と言い、下痢や腹痛などを引き起こします。

チョウバエ

家庭でよく見るチョウバエは「オオチョウバエ」と「ホシチョウバエ」の2種類。

オオチョウバエは灰黒色でハート型の羽を持ち、体長は3~5mmと大きめ

ホシチョウバエは灰色で屋根型に畳む羽を持ち、体長は1.3~2mmほど。

成虫になって約4日ほどで産卵を開始し、平均240個の卵を2~3回に分けて産みます。

成虫の寿命は2週間程度です。

コバエの発生源はどこから?

家で見かけるコバエには、主に3つの種類がいることが分かりましたね。

それでは、それぞれ一体どこから発生しているのでしょうか?

種類別に見ていきましょう!

ショウジョウバエ

イースト・酵母菌(発酵したもの)、生ごみ、酢、アルコール、のにおいが大好きなショウジョウバエ。

そんなショウジョウバエは、台所の三角コーナー、ゴミ(ゴミ箱)、ビールやワインの空き瓶などが発生源です。

成虫が室内の明かりに誘引され、初めは家の外から侵入してくるのですが、放置されたゴミなどに卵を産みつけることで大量発生します。

発酵した腐食物(野菜、果物など)が大好きなので、熟したバナナなどにも寄ってきます。

ノミバエ

腐った水、腐ったにおい、有機物(生ゴミ、排泄物等)が大好きなノミバエ。

そんなノミバエは、植木の受け皿、ベランダの水たまり、ゴミ(ゴミ箱)、三角コーナー、お風呂、トイレ、糞などが発生源です。

また、調理された肉料理や野菜料理にも寄ってくるという美食家でもあります。

腐敗した糞にも卵を産みつけるため、ペットを飼っている方は注意が必要。

汚い所にたかっているので、その後に他の所に止まることを考えると…ゾッとしますね。

衛生的にも非常に有害です。

チョウバエ

湿度の高い暗所、ジメジメした場所が大好きなチョウバエ。

そんなチョウバエは、キッチンやお風呂場の排水口、下水管などが発生源です。

汚れた水に浮かんでいるヘドロなどに卵を産み付けることで、大量発生します。

 
******
まとめると、家庭で沸くコバエは・・・

・ゴミ(ゴミ箱)
・腐食物
・ビールやワインの空き瓶
・三角コーナー
・キッチンやお風呂の排水口
・トイレ
・植木の受け皿やベランダの水たまり

などが発生源になっているということですね。

腐敗しているものや湿気の高い場所など、なんとなくコバエの好きな場所のパターンが分かります!

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コバエの発生を防止する対策方法!

発生源が分かったところで、コバエを発生させない対策方法をご紹介します☆

コバエは、例え殺虫剤などで全滅させても生活を変えないことには再発生してしまいます。

根本から対策することで、コバエの再発生も防止することができますよ^^

屋外から侵入してくるコバエの対策法

まずは、屋外からのコバエ侵入を防ぐ方法を見ていきましょう!

侵入を防止するには・・・

・網目の細かい網戸(30メッシュ以上)を設置する
・窓を開けるときは周りの照明を暗くする
・窓やドアを長時間開けっ放しにしない

などの方法が挙げられます。

 
夏場には、涼しさを求めて網戸の状態で一日過ごすという方も多いのではないでしょうか?

しかし、小さいサイズのコバエは網目をすり抜けて侵入してきてしまいます!

コバエの煩わしさからおさらばするためにも、細かい網目の網戸の購入を検討してみてはいかがでしょうか。

自分で張り替えれば、業者に依頼するよりも遥かにお安く済みますよ♪

ついでに蚊も入ってこないので、良いことだらけです^^

また、コバエは明るいところに寄って来る習性があるので、夜に窓を開けるときにはくれぐれも注意しましょう。

屋内に発生するコバエの対策法

屋内に侵入してしまったコバエの増殖を防ぐには・・・

【ゴミ箱・三角コーナー】

・フタ付きのゴミ箱を使う
・ゴミ箱の底に新聞紙を敷いておく
・フタ付きの三角コーナーを使う
・そもそも、三角コーナーを使わないようにする
【ゴミ】

・生ゴミを捨てる前に水気をよく切る(新聞紙で包むなど)
・生ゴミを捨てるときは密封しておく
・食べ終わった弁当やトレーは綺麗に洗ってから捨てる
・ビールやワイン(ジュース)などの缶・瓶は綺麗に洗ってから捨てる
・ゴミは溜めずに、収集日に必ず処分する
【台所】

・食器類はすぐに洗う
・腐りやすい果物(バナナなど)は冷蔵庫で保管する
・台所の排水口周りはこまめに(最低でも週1~2回)掃除する
【その他】

・お風呂の排水口周りはこまめに(最低でも週1~2回)掃除する
・トイレはこまめに(最低でも週1~2回)掃除する
・植木の受け皿に溜まった水はこまめに捨てる
・幼虫や卵を見つけたら熱湯で死滅させる

などの方法が挙げられます。
 

コバエを増殖させないためには、とにかくコバエの大好きな「不衛生な環境を作らない」ということ!

フタ付きのゴミ箱や三角コーナーは、コバエが侵入できないのでオススメですよ☆

また、排水口周りは水気も多く、養分もあるのでコバエが発生しやすい環境です。

定期的に掃除することで、コバエが発生しにくい環境を保つことが大切です^^

まとめ

夏場に見かける鬱陶しいコバエですが、衛生的な環境さえ保てば発生しません☆

今年の夏は、徹底したコバエ対策で快適な生活を送りましょう♪

すでに発生してしまったコバエを何とかしたい!というあなたは、こちら↓の記事も要チェック!
コバエを駆除する自作トラップ13選!めんつゆ以外にも!

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mame

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アラサー、一児の母。 会社を辞めて、女の子の育児に奮闘中。

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