2019/02/18
生クリームを振ったり混ぜたりするだけで、手作りバターが出来るってご存知ですか?
私は小学生の時にやったことがあるのですが、これが驚くほど簡単にできちゃうんです!
しかも市販のバターよりフレッシュで、とっても美味しい♪
副産物として出てくるバターミルクも色んな料理に活用できる!
バターの品薄や価格高騰がまたいつやってくるかも分からないので、覚えておくと便利ですよ^^
とっても簡単なので、お子さんと一緒に作ってみるのも楽しいですね。
今回はペットボトルやミキサーを使って簡単に、生クリームからバターを作る方法についてご紹介します☆
生クリームでバターを手作りする際の材料は?
まずは材料から見ていきましょう☆
★ペットボトルを使う場合★
・生クリーム…200ml(1パック)
・塩…1g(有塩バターの場合。無塩なら不要。)
【道具】
・空の500mlペットボトル
・はさみorカッター
・ゴムベラ
・ボウル
・コップ
★ミキサーを使う場合★
・生クリーム…200ml(1パック)
・塩…1g(有塩バターの場合。無塩なら不要。)
・氷水
【道具】
・ミキサー、もしくはハンドミキサー
・ガーゼタオル、もしくはペーパータオル
・ゴムベラ
・ボウル
・ざる
ここで、生クリームを選ぶとき&使うときに絶対に気を付けてほしいポイントが4つあります!
①動物性である
②乳脂肪分が高い(35%以上)
③乳化剤や安定剤が入っていない
④よく冷やしておく(1時間以上)
生クリームには植物性と動物性の2種類がありますが、バターを作ることができるのは動物性のものだけです。
乳脂肪分は35%以上であればOKですが、高ければ高いほど良いです。
また、乳化剤や安定剤が入っていると、作るのに非常に時間がかかってしまいます。
生クリームは冷たい方が早く固まり、バターを作る時間を短縮できます。
最低でも1時間以上、使う直前まで冷蔵庫でしっかりと冷やしておきましょう!
生クリームでバターを手作りする方法 ペットボトルを使って!
材料が揃ったら、早速バターを作りましょう♪
まずはペットボトルを使う方法から!
所用時間は約5~10分!
基本的には「ひたすら振るだけ」です^^
①ペットボトルに生クリームを入れてフタをします。
②ペットボトルを思いっきり上下に振る。短時間で力強く一気に振るのがコツです。
(この時、生クリームが手の熱で温まらないように端っこを持って下さい)
③液状だった生クリームがホイップ状に変化。急に音がしなくなりますが、まだ振ってください。
④ホイップが塊になってきたらもう一息!
⑤「チャポンッ」という音がしたら、仕上げの振りを!
⑥完全に固形物と水分に分離されたら、水分(バターミルク)をコップに移します。
⑦ペットボトルの上部をはさみかカッターで切り取ります。
⑧残った固形物(バター)をボウルに取り出して下さい。ゴムベラで押して十分に水気を切ったら、無塩バターはこれで完成!
⑨有塩バターは、さらに塩を混ぜれば完成!
200mlの生クリームから、100~120g前後のフレッシュバターが作れます☆
バターから分離されて出てきた水分は「バターミルク」と言って、水溶性のたんぱく質やミネラル、ビタミンなどの栄養がたっぷり含まれています。
そのまま飲むと、薄味のさっぱりした牛乳のようなお味。
料理に使うのであれば、お菓子やパンケーキ、パン作りなどにも活用できますよ^^
*ちなみに、生クリームのパックのままで振って作ることも可能ですが、時間は倍程度かかります。
中身の様子も見れないため、ペットボトルで作る方が初心者向けです。
生クリームでバターを手作りする方法 ミキサーを使って!
ペットボトルを振るのは疲れそう!大量に作りたい!というあなたには、ミキサーを使った方法がおすすめです♪
ミキサーは、ハンドミキサーでもジュースを作るミキサーでもOKですよ^^
所用時間は約5分!
まずは、ハンドミキサーを使った方法からご紹介します!
①ボウルは氷水に当てた状態でセット。ボウルに生クリームを入れ、ミキサーのスイッチオン。(一番早い速度)
②しばらくすると、生クリームが固まってきますが、分離するまで根気よく混ぜる。(水分が出てきたら一番低速に)
③バターミルクが分離して十分に水分が出たら、ボウルの上にざるを重ね、さらにガーゼタオル(ペーパータオル)を敷いた上に水分ごと取り出す。
④固形物(バター)をボウルに取り出します。ゴムベラで押して十分に水気を切ったら、無塩バターは完成!
⑤有塩バターは、さらに塩を混ぜれば完成!
次に、ジュースを作るミキサーを使った方法をご紹介します。
①ミキサーに生クリームを投入し、スイッチオン。
②数秒回すと固まり、ミキサーが回らなくなります。
③ミキサーが回らなくなったら、生クリームと同量の氷水を投入します。(スイッチを入れて中身がまわるくらいの量を入れる)
④しっかりと水分と固形物が分離したら、ボウルの上にざるを重ね、さらにガーゼタオル(ペーパータオル)を敷いた上に水分ごと取り出す。
⑤水気を十分に絞ります。
⑥固形物(バター)をボウルに取り出します。ゴムベラで押して十分に水気を切ったら、無塩バターはこれで完成!
⑦有塩バターは、さらに塩を混ぜれば完成!
この方法では氷水を投入するため、バターミルクは出来ません。
その代わりに、楽に作ることが出来ますよ♪
氷水を投入したくない場合は、ハンドミキサーの作り方と同様に、低速にして少しずつ水分と固形物を分離させてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
驚くほど簡単に、短時間で手作りバターが出来ることがわかりました!
手作りのフレッシュバターは格別ですよ^^
もう市販のバターは買えなくなるかも!?
ぜひぜひ作ってみて下さいね♪
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