2019/02/18
妊娠5ヶ月を迎えると、妊婦さんは「戌の日」という行事を迎えます。
ですが、初めて戌の日を迎える人にとっては一体何をする日なのか、よく分かりませんよね。
また、誰と行けば良いのでしょうか?
自分の実家の親なのか、旦那の実家の親なのか、はたまた旦那なのか?
祈願の際の初穂料はいくら納めればいいの?のし袋の書き方は?といった疑問も解決していきたいと思います^^
目次
戌の日は何をするの?
戌の日とは、妊娠5ヶ月(16週~19週)の安定期に入ったときに神社やお寺に参拝し、妊婦さんの安産を祈願する儀式のことです。
神社やお寺に参拝した際に、初穂料を納めてお祓いと祝詞奏上を受けて、腹帯やお守りなど授与品を受け取ります。
妊娠5ヶ月から腹帯を巻く風習の起源は定かではありませんが、腹帯を巻くことで妊婦さんのおなかを保温し、胎児の位置を安定させて発育を助ける効果があります。
この他にも、腹帯には腰痛や体の負担を軽減する効果も期待できます。
ところで、なぜ「戌の日」と言うのかというと、由来は『犬のお産』から来ています。
犬は一度にたくさんの赤ちゃんを一度に産みますが、その割にはとても安産なんだとか。
そこで、お母さんと赤ちゃんの無事を願って戌の日に安産祈願をするようになったそうです☆
ちなみに、この儀式は絶対に行わなければならないという決まりはありません。
また、必ずお祓いを受けなければならないというわけでもありません。
妊婦さんの体調が優れない場合や、特にそんな風習は気にしないという場合には無理に行う必要はないでしょう。
その家の方針もあるでしょうから、よくご家族と話し合ってから決めて下さいね☆
ただ、安定期に入って安産を願う気持ちは妊婦さんはみんな同じでしょうから、せめて安産のお祈りだけでもしに行くことをオススメします^^
戌の日は誰と行けば良い?
戌の日は、この人と行かなければならないという決まりはありません。
その家の考えやご自身の考えに習って決めれば良いでしょう。
旦那さんと二人で、実家の両親と一緒に、旦那の両親と一緒に、上の子を連れて、など家族や親族と一緒に行くのが一般的です。
あなたの安産を一緒に祈ってくれる人と行くことが一番です^^
ちなみに私は、旦那さんと二人で参拝しましたよ!
そこの神社では、手作りの“おっぱい絵馬”を持参するのですが、どんな風に作れば良いのか分からず実家の母と下見をしに行き、不器用な私は母に作るのを手伝ってもらいました。
準備から含めてとても良い思い出になりました☆
戌の日の初穂料の相場やのし袋の選び方と書き方について
戌の日の初穂料の相場
戌の日に神社やお寺に安産祈願をしてもらうときに謝礼として支払う「初穂料(はつほりょう)」は、神社やお寺によって金額が異なります。
一般的には5000円~1万円が相場のようです。
初穂料は、神社やお寺を訪れた際に祈祷の受付をしてくれる方に渡しましょう。
この金額とは別に、腹帯代として1000円~2000円ほど掛かる場合もあります。(購入する場合)
初穂料の熨斗袋の選び方
初穂料は基本的に、紅白の「蝶結びの水引き」ののし袋に入れましょう。
のし袋が無い場合は白封筒でも可です。
熨斗袋の書き方
のし袋の上段には「御初穂料」(あるいは「御礼」「御玉串料」など)と書きます。
水引の下段には、妊婦さんと旦那さんの名前を連名でフルネームで書くか、もしくは姓のみを書きます。
中袋の書き方
表面の中央には金額を書きます。
例えば、一万円包む場合には「金壱萬円」、五千円包む場合には「金伍阡円」と書きます。
中袋にお金を入れる際は、中袋の表面とお札の表面を揃え、人物が印刷してある部分が上にくるようにしましょう。
裏面の左下には住所と名前を記入します。
熨斗袋の種類によっては、既に書くところが印刷されている場合もあります。
まとめ
戌の日は一生に何度もある機会ではありません。
また、日本独特の素晴らしい文化でもあります。
妊婦さんの安全と生まれてくる赤ちゃんの成長を願って、ぜひご家族で安産祈願をしてみてくださいね^^
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