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除湿機の種類と選び方!コンプレッサー式とデシカント式の違いは?

除湿機の種類と選び方!コンプレッサー式とデシカント式の違いは?

梅雨の時期になると雨の日が続き、じめじめと湿気が多くなりますね。

外には洗濯物を干せないし、服や靴を乾燥させたいし、結露も防止したいし、カビを増やしたくないし・・・

そんなときに欲しくなるのが除湿機です!

でも除湿機には様々な種類があり、違いが分かりづらかったりするもの。

コンプレッサー方式デシカント(ゼオライト)方式の違いは一体何なのでしょうか?

何やら、両方の機能を兼ねそろえたハイブリッド方式というものもあるようです!

そこで今回は、除湿機の機能の違いと選び方のポイントについてご紹介いたします☆

ぜひ除湿機選びの参考にしてみてくださいね^^

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除湿機のコンプレッサー方式とデシカント方式の違い

除湿機には、大きく分けて2つの種類が存在します。

・コンプレッサー方式

・デシカント(ゼオライト)方式

それではそれぞれにどのような特徴があるのか、詳しく見ていきましょう!

コンプレッサー方式

コンプレッサー方式とは、エアコンと同じ方式を利用した除湿機のこと。

空気中の熱を取り出すことで空気を冷やして湿気を結露させ、それを除湿するという仕組み。

冷やすことで除湿するという仕組み上、空気が温かいことが条件となりますので、コンプレッサー式は夏の除湿に向いています。

コンプレッサー方式のメリットは、少しの電気で除湿できるため、デシカント方式と比べて電気代が安くて省エネであること、室温の上昇が少ないことです。

湿気の多い時期でもパワフルに乾燥してくれるので、梅雨にはこちらがオススメです!

梅雨の時期ですと、部屋干しや衣類・靴の乾燥などに活用したいところですね。

デメリットとしては、コンプレッサーを動かす際の運転音が大きいこと、コンプレッサーが金属で出来ているため本体の重量が重いことが挙げられます。

また、室温が低いと効率が低下するのも弱点です。(20℃以上であることが望ましい)

デシカント(ゼオライト)方式

デシカント方式とは、吸湿剤(ゼオライト)で湿気を吸着させる方法で除湿する除湿機のこと。

市販の“水とりぞうさん”などと同じような仕組みです。

ただ、水分を吸着したままだと繰り返しの使用ができないため、湿気を吸着させつつもドライヤーで乾かしながら水分を飛ばしています。

コンプレッサー方式のように「温かい空気が必要」などといた条件は無く室温を選びませんが、ドライヤーの熱で温かい空気が放出されるため冬の除湿に適しています。

冬の除湿の目的としては、特に結露の防止、カビの防止などが挙げられますね!

デシカント方式のメリットは、運転音が小さく静かなこと、本体の重量が軽いことです。

デメリットとしては、ドライヤーを使うため電気代が高いこと、室温が上がりやすいことです。

コンプレッサー方式と比べると除湿能力が小さいのも弱点です。

ハイブリッド方式の除湿機とは?

夏に向いているのがコンプレッサー方式で、冬に向いているのがデシカント方式。

では、一年中使えるタイプは無いの?

そんなあなたにオススメなのが、ハイブリッド方式の除湿機です☆

ハイブリッド式とは、コンプレッサー式とデシカント式の両方の構造を兼ね備えた除湿機なんです!

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ただし、今のところ販売されている商品の選択肢が少なく「パナソニック」などの商品に限られてしまいます。

ハイブリッド式のメリットは、夏も冬も季節問わずパワフルに除湿できるため、一年中すばやく乾かすことが出来ること。

湿度の高い梅雨から夏の除湿にも、冬の結露対策にも活躍してくれるので非常に優秀ですよね^^

さらにパナソニックの商品の凄いところは、微粒子イオン「ナノイー」の機能です。

これによりカビ菌を抑制してくれる上に、気になる部屋干しの臭いを抑制したり、洗濯物の除菌や脱臭もしてくれるという優秀っぷり!

リビング、浴室、クローゼット、シューズボックスなど様々な場所で使いたくなってしまいますね♪

とにかくメリットだらけのハイブリッド除湿機ですが、デメリットを挙げるとしたら、お値段が高めであることと、重量が重めであることです。

除湿機の種類別の選び方について

今までの話をまとめると、

☑梅雨の時期や夏にオススメなのは「コンプレッサー方式」

☑冬にオススメなのは「デシカント(ゼオライト)方式」

☑一年中使いたい方にオススメなのは「ハイブリッド方式」

ということが分かりましたね。

 
さらに、商品を選ぶときに重要なのは下記の点が挙げられます。

・部屋の広さに合っているか

・除湿機に求める機能は何なのか

・自分にとって使いやすいか

部屋が広いのに、容量の小さい除湿機を選んでも、すぐにタンクが一杯になってしまいます。

タンクが一杯になって自動停止していた…なんてことにならないよう、効率的に除湿するために使用する部屋の広さに合った商品を選びましょう。

 
また、除湿機に求める機能は何なのか?というのも大切なポイントです。

例えば「部屋干しの衣類乾燥」が購入のメイン目的であれば、衣類乾燥機能が付いたタイプを選ぶと良いですね。

部屋干しの生乾き臭の原因であるバイ菌の繁殖を抑えてくれる機能が付いた商品もあるので要チェックです♪

 
また、自分にとって使いづらい商品を選んでしまっては意味がありません。

多機能な商品でも、設定が多くて使いづらかったら面倒です。

ボタン一つで様々なモードが選べるような、使いやすい商品を選びたいですよね^^

例えば、除湿するものを自動検出してくれて風向きや風量を自動で調整してくれる「全自動モード」や、夜間に静かに動いてくれる「音ひかえめモード」など、ボタン一つで操作できる商品は魅力的です☆

使う時期を考えた上で、しっかりと自分に合った除湿機を選びましょう!

まとめ

いかがでしたか?

除湿機には様々な商品がありますが、種類によって使用する季節や目的が違ってくることが分かりましたね^^

これからの梅雨の時期には「コンプレッサー方式」か「ハイブリッド方式」がおすすめですよ。

自分に合った除湿機を選び、効率的に除湿して快適な毎日を過ごしましょう♪

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アラサー、一児の母。 会社を辞めて、女の子の育児に奮闘中。

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