2019/02/18
梅雨の時期は特に、やむを得ず部屋干しするという方も多いかと思います。
また、天気に関わらず、PM2.5の問題やお仕事が忙しくて部屋干し派の方も増えてきているようです☆
しかし、部屋干しするとどうしても生乾きの嫌な臭いがしたり、部屋の中で洗濯物がジャマになったりと不満も多いもの…。
そんな部屋干しを快適にするための、におわない洗濯と干し方のコツ、最適な干し場所についてご紹介致します^^
部屋干しで臭わない洗濯のコツ!
部屋干しで臭ってしまう原因は「菌」にあります。
*詳しくはこちら→生乾きの臭いの原因は菌だった!熱湯消毒やお酢が効果あり?
つまり、臭いを防止するポイントは「菌を増殖させないコト」にあります!
それでは、早速洗濯のコツから見ていきましょう^^
洗濯物を溜めるときはカゴに入れておく
洗濯物を洗濯機に溜めたまま、フタ(扉)を閉めて放置していませんか?
例えば、夜にお風呂に入る時に脱いだ服やタオルを、洗濯機に入れて朝まで放置しておく…などは、よくあるパターンですよね。
もちろん、溜めずにすぐ回すのがベストなのですが、忙しい、洗濯物が少ないからまとめて回したい、朝に干したいなどの事情があると、そうもいきません。
しかし、洗濯物を洗濯機に入れたまま放置していると、菌が増殖して臭いに原因になってしまいます。
洗濯物を溜めてから回したいときには、洗濯機に入れるのではなくカゴに入れておようにしましょう!
こうすることで菌の増殖を抑えることが出来ますよ☆
洗剤を工夫する
生乾き臭の元となる雑菌を除菌してしまえば、生乾き臭を抑えることが出来ます。
そこでおすすめなのが、酸素系漂白剤でつけ置きした後に洗う方法。
この方法で確実に衣服を除菌することが出来るので、生乾き臭の元となる雑菌も増殖しません。
最近では「部屋干し用洗剤」のほとんどに酸素系漂白剤が含まれています!
ですので、部屋干し用洗剤を使うのも手ですね^^
生乾き臭を防ぐには、早く乾かすことも大事です。
そこでおすすめなのが柔軟剤。
柔軟剤を使うことで「速乾性」が期待でき、菌の増殖を防ぐことができます。
柔軟剤の香りも相まって、嫌な臭いから解放されましょう♪
洗濯をするときに重曹を使うことで、生乾き臭を防ぐことが出来ます。
重曹には消臭効果がある上に、臭いの元となる皮脂汚れを落としやすくしてくれる効果があります。
使う際には、40℃程度のお湯10Lに対して大さじ1杯の重曹を溶かしておきます。
あとは、いつも使用している洗剤を入れて普通に洗濯するだけでOKです!
*お酢を使って洗濯する方法もあります♪詳しくはこちら↓
・生乾きの臭いの原因は菌だった!熱湯消毒やお酢が効果あり?
衣類の詰め込み過ぎない
洗濯槽に衣類を詰め込みすぎると、服に付いた汗や汚れなどの雑菌が落ち切らず、臭いの原因となります。
使用している洗濯機の容量を確認し、適切な量の洗濯物を洗うようにしましょう。
洗剤の量も適当ではなく、衣服の分量に合わせてきっちり入れるようにして下さい。
お風呂の残り湯をすすぎに使わない
そんなに長時間浸かっていないし、うちの残り湯は綺麗だから・・・と思っていませんか?
お風呂の残り湯は、節約の観点からも確かに有効的な使い方でしょう。
しかし、お風呂の残り湯には多くの雑菌が含まれているのです。
入浴直後で数百個から数千個、翌日にはなんと入浴直後の約1000倍もの雑菌の量に!
お風呂の残り湯を使うのであれば、洗濯機の「洗い」のみに使用し、「すすぎ」には水道水を使うようにして下さい。
特に部屋干しの場合には、出来れば使わない方が良いでしょう。
洗濯漕をキレイにする
洗濯槽がカビや汚れに浸されていては、いくら洗濯しても衣服に雑菌が付着してしまいます。
これを防ぐためにも、定期的に専用の「洗濯槽クリーナー」で掃除するようにしましょう。
また、洗濯の後には洗濯漕のフタを開けておき、中を乾燥させることも洗濯槽の雑菌を増やさないポイントです。
*お酢を使って洗濯槽を掃除する方法もあります♪詳しくはこちら↓
・生乾きの臭いの原因は菌だった!熱湯消毒やお酢が効果あり?
洗い終わったらすぐに干す
面倒臭いからといって、寝ている間に洗濯したりしていませんか?
洗濯した後すぐに干さないで放置しておくと、臭いの原因である雑菌が増殖してしまいます。
これでは、せっかく洗濯した衣服も台無しですよね。
洗濯の時間帯は人それぞれですが、洗い終わったらすぐに干す!ということが生乾き臭を抑える基本です☆
洗濯機の扉は開けておく
洗濯機の扉を閉めてしまうと、中で菌が増殖してしまいます。
洗濯槽を乾燥させるためにも、洗濯していない時にはなるべく洗濯機の扉は開けておくように心がけましょう☆
部屋干しで臭わない干し方のコツ!
続いては、部屋干しする際に生乾き臭を悪化させないコツについてご紹介いたします☆
部屋干しの干し方のポイントは、「菌を増やさないようにできる限り早く乾かすこと」です!
洗濯物の表面積がなるべく外気に触れるように干す
部屋干しする際には、少しでも早く乾かすために、できるだけ洗濯物の表面積が外気に触れるように干しましょう。
例えば…
・Yシャツ…ボタンをはずして襟を立てて干す
・ジーンズやスカート…裏返して干す
などなど。
さらに使うハンガーも工夫することで、内側の風通しが良くなりますよ!
私がよくやっているのは、針金ハンガーを曲げて使う方法。
干すとこんな感じ。
服の内側にも空気の通り道が出来ていることが分かるでしょうか?
こうすると、乾きが圧倒的に早くなるのでおすすめです^^
バスタオルはズラして干す
バスタオルを、きっちりと真ん中から折って干していませんか?
洗濯物は上から乾くため、バスタオルの下の方は生乾きになりがちです。
さらに生地が重なっていると、ますます乾きが遅くなってしまいます。
バスタオルを干すときは、片方を短めにして掛けて、下の方の生地が重ならないようにしましょう!
スペースに余裕があれば、ジグザグに干すのも効果的です☆
外側に長いもの、内側に短いものを干す
外側に長いもの、内側に短いものを干すようにすることで、早く乾かすことが出来ます。
その秘密は、内側にアーチを作ること!
これにより風が通る空間ができ、乾きが早くなります☆
洗濯物の上下を入れ替える
洗濯物は上の方が乾きやすいもの。
ですので、干している途中で上下を入れ替えてあげることで、乾燥時間が短くなり効率的です☆
扇風機を使う
生乾き臭を防ぐ一番の方法は、とにかく洗濯物を早く乾かすことです。
そのために有効なのが「風」です。
扇風機を使えば、室内でも効率的に風を発生させることができますね。
扇風機を当てるときは、洗濯物に対して平行に当てることがポイントです^^
洗濯物の間を風が流れるので、より素早く乾かすことができます☆
除湿器や新聞紙を使う
室内に湿気が多ければ、その分洗濯物の乾きも遅くなってしまいます。
ですので、部屋干しの際には除湿器を使うことは非常に効果的です。
除湿器は洗濯物の下に置き、洗濯物に直接風が当たるようにすると早く乾きます☆
除湿器が無ければ、くしゃくしゃと丸めた新聞紙を洗濯物の下にいくつか置いておくこともオススメです!
新聞紙を使用する方法は、得する人損する人の「家事えもん」も推奨していました^^
乾いた洗濯物は取り外す
洗濯物が乾いたら、その都度取り外しましょう。
そうすることで空間が広がり空気の流れが良くなるので、まだ乾いていないものが乾きやすくなりますよ☆
部屋干しに最適な干し場所はココ!
部屋干しするとき、皆さんはどこに干していますか?
部屋干しで最適な場所のポイントは「空気の動きがある場所」「湿気の影響を受けない場所」です!
まずは絶対に避けたい、NGな場所から見ていきましょう☆
カーテンレールや壁沿いに干さない
他に干す場所が無いし…などの理由で、カーテンレールや壁沿いに干す方も多いのではないでしょうか?
しかし、カーテンや壁は目に見えない汚れが多く衣服に雑菌が付いてしまう原因となります。
また、洗濯物の水分がカーテンに移るなどの欠点も。
さらには風通しも悪く、生乾き臭を悪化させる原因だらけ!
ですので、カーテンレールや壁沿いに干すことは避けましょう。
部屋の中央に干す
スペースに余裕のある方に一押しなのは、部屋の中央に干すことです!
部屋干し用の物干しがあれば、部屋の中央に置きましょう。
空気の動きがある部屋の中央に干すことで、洗濯物が乾きやすくなりますよ☆
しかし、リビングに干すのはスペースが無い、来客時にも困る…などの理由でなかなか難しいことも。
部屋の中央に置くのが難しい場合は、できるだけ洗濯物のまわりの空間を広くとり、扇風機や除湿機、エアコンの風を当てるなどして、空気を循環させる工夫をしてみてください。
浴室(風呂場)に干す
浴室には、突っ張り棒が設置してあることが多いですよね。
実はお風呂場も、部屋干しには最適な場所なんです!
その理由としてまず、風呂場は湿気の影響を受けづらいことにあります。
例えば雨の日でも、お風呂場の扉を閉じれば密室になるため、他の部屋の湿気の影響をうけません。
単独で除湿できる上に狭いスペースで湿度を早く下げることが出来るため、洗濯物が非常に乾きやすいのです☆
浴室乾燥機が付いている浴室であれば、さらに効果的♪
私はこの機能のおかげで、部屋干しの生乾き臭に困ったことはありません!
同時に浴室の湿気を取ってカビの発生も防いでくれるので、一石二鳥です^^
浴室乾燥機が付いていない場合は、換気扇を回したり窓を開けるなどして、換気をしながら干しましょう
まとめ
いかがでしたか?
今回は、部屋干しで臭わない洗濯と干し方のコツ、最適な場所についてご紹介しました☆
部屋干しのコツを抑え、今年の梅雨は「脱・生乾き臭」を目指しましょう!
・生乾きの臭いを今すぐ消す方法!アイロンやスプレーは効果あり?
・生乾きの臭いの原因は菌だった!熱湯消毒やお酢が効果あり?
・除湿剤の効果的な置き場所はココ!クローゼット除湿のコツや自作の方法も
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・除湿機の種類と選び方!コンプレッサー式とデシカント式の違いは?