2019/02/18
お歳暮を毎年贈っている相手から“喪中はがき”が届いたら、なんとなく贈るのを躊躇してしまいますよね。
やっぱり贈らない方が良いの?
贈っても良い場合、のし紙はどうすれば良いの?
その他のマナーは?
お歳暮を贈る相手が喪中だと知らなくて贈ってしまった場合は?
今回は、お歳暮を贈る相手が喪中だった場合の対処法についてご紹介します。
目次
お歳暮で相手が喪中のときは贈っていいの?
お歳暮を贈る相手が喪中の場合は、はたしてお歳暮を贈っても良いものなのでしょうか?
喪中の時に遠慮するべきなのは「お祝い事」です。
お歳暮は一年間の感謝の気持ちを伝えるものなので、お祝い事とは意味が違います。
また、お歳暮は季節の挨拶でもあります。
ですので、喪中の時でもお歳暮を贈っても問題ありません。
人によっては、毎年贈っているのに贈らない方が失礼だと思う方もおられるようです。
ちなみに、贈る側と贈られる側の両方共が喪中の場合でも、お歳暮を贈っても大丈夫です。
ただし、いくつかのポイントに注意しないとマナー違反になる事がありますので、次にご紹介します。
お歳暮 喪中のときののし紙は?
通常、お歳暮を贈る時は紅白の蝶結びの水引きが入ったのし紙を付けて贈ります。
しかし、喪中の場合は紅白がふさわしくないので、水引きの付いたのし紙を使いません。
白い無地の奉書紙か、白い短冊に「御歳暮」と表書きをしたものを付けて贈るようにしましょう!
四十九日で時期がズレて寒中見舞いになった場合は「寒中御見舞」と表書きします。
また、贈る相手が目上の人の場合は「寒中御伺」になります。
デパートや百貨店などでお歳暮を送る時は、相手が喪中だと伝えると水引きなしの無地ののし紙を用意してくれますので、お任せしておけば大丈夫です。
お歳暮 喪中のときのマナーはこれを気をつけよう!
喪中の時にお歳暮を贈るには、気を付けなければマナー違反になる注意点がいくつかあります。
それでは早速、その注意点について見ていきましょう。
お歳暮を贈る相手が喪中の場合の贈る時期について
お歳暮を喪中の時に贈る場合は、時期を考える必要があります。
喪中の相手には、四十九日が終わってからお歳暮を贈るのが一般的なマナーです。
しかし一方では、お歳暮は喪中とは関係ないので、別に気にしないでも良いと言う方もおられるようです。
ここは迷うところですが、やはりお歳暮は四十九日を過ぎてから贈ることを推奨します。
四十九日が過ぎるまでは遺族は何かと忙しいですし、何より悲しみで気持ちが落ち着きません。
そんな時にお中元を贈ると、感謝の気持ちを伝えるためのお歳暮が、かえって相手に負担をあたえる事にもなりかねません。
相手の気持ちや状況を思いやると、四十九日が終わった後の方が良いでしょう。
もしも、それでお歳暮の時期がズレる場合は、「寒中お見舞い」として贈るようにしましょう。
お歳暮を贈る相手が喪中だと知らなかった場合
相手が喪中であると報告が来る前に、お歳暮を通常通り贈ってしまった!といった場合には、一体どうすれば良いのでしょうか?
相手が喪中だと知らなくて、紅白の水引きののし紙を付けてお歳暮を贈ってしまったとしても、マナー違反ではありません。
基本的にはそのままで大丈夫ですが、どうしても気になる場合には下記のような方法があります。
・電話や手紙で知らなかった事をお詫びする
・お家に訪問してお線香をあげさせてもらう
喪中の相手に、喪中であると知らなくて失礼したことを詫びる気持ちが大切です。
ひと言、なぐさめの言葉を伝えるだけでも、相手は元気をもらえることでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
喪中に送るお歳暮だからこそ、いつもより色々な気持ちを込めて、良い関係を築けるのではないかと思います^^
マナーに気を付けて、相手を思いやる気持ちを大切にしましょう。
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