2019/02/18
毎年花粉の飛散がピークになると、自分なりに予防に努めていても症状が辛い…という人は多いはず。
少しでも花粉症の症状を緩和・軽減するには、具体的にどのような対策を取れば良いのでしょうか?
花粉症対策に良い飲み物って?
逆に、花粉症に悪い飲み物とは?
いつから飲めば花粉症対策に効果があるの?
今回は、花粉症対策に良い飲み物と、逆に花粉症に悪い飲み物、いつから飲めば良いのかについてご紹介します!
目次
花粉症対策に良い飲み物には何があるの?
それでは早速、花粉症対策に良いとされる飲み物について見ていきましょう。
甜茶
「甜茶」は花粉症に効く飲み物としてとても有名ですよね。
甜茶は木の葉から作られたお茶で、中国語で甘いお茶という意味があります。
古くからある薬草茶の一つですが、甜茶にはいくつかの種類があり、その中で抗アレルギー効果が証明されているのは
“バラ科キイチゴ属”の葉で、「甜葉懸鈎子(テンヨウケンコウシ)」という種類です。
購入の際には種類まで確認するようにしましょう。
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緑茶
緑茶に含まれる「カテキン」はポリフェノールの一種で、抗酸化物質が多く含まれています。
このほか毛細血管の強化、保護、活性酵素を抑制し血流を改善する効果があります。
さらに「ヒスタミン」などの化学物質が放出されるのを抑え、花粉症の症状を穏やかにしてくれます。
緑茶の中でも特に「べにふうき茶(紅富貴茶)」は花粉症に効果的です。
べにふうき茶にはメチル化カテキンが含まれており、この成分がアレルギー緩和に効果があり鼻水によく効くと言われています。
ただし、熱湯で熱いうちに飲まないとメチル化カテキンが無くなってしまうのでご注意下さい。
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ハーブティー
ハーブティーには、花粉症に効果的な飲み物がいくつかあります。
自分の花粉症の症状にあった対策が出来るので、症状に合ったハーブティーを選ぶと良いでしょう。
「カモミール」…目の炎症やアレルギーの緩和、鼻づまりの改善(ただしブタクサアレルギーの方はNG)
「ネトル」…アレルギー性鼻炎・花粉症の緩和、鼻づまりや目のかゆみの改善
「ペパーミント」…鼻づまりの改善
「アイブライト」…目のかゆみの改善、目のトラブル全般の改善
「エルダーフラワー」…咳や喉のイガイガ改善、くしゃみや鼻水鼻づまりの改善
「ローズヒップ」…アレルギーの緩和、免疫力の改善
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ルイボスティー
ルイボスティーにはポリフェノールの一種であるフラボノイドが含まれており、花粉症の緩和、予防に効果があります。
また、SOD様酵素という成分が活性酸素を抑えて免疫力を上げてくれます。
この他、ケルセチンという成分にもアレルギーを抑制する効果があります。
ルイボスティーはノンカフェインで、冷え性も改善してくれるので体に優しく安心して飲むことが出来ますね。
ただし、5分以上煮だししないとフラボノイドが抽出されないので注意しましょう。
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乳酸菌飲料
乳酸菌飲料といえば、ヤクルトやカルピスなどが有名ですね。
その他、飲むヨーグルト関連の商品もいくつかあります。
乳酸菌には、善玉菌を増やし腸内細菌のバランスを改善して免疫力を高めてくれる効果があります。
その結果、アレルギーを抑える効果が期待できると言われています。
生きて腸まで届く乳酸菌は、花粉症が流行する前から積極的に摂取したいものです。
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花粉症に悪い飲み物とは?
ここまで、花粉症に良い飲み物を紹介してきましたが、今度は逆に、
花粉症に悪い飲み物を紹介します!
気にせず摂取していたあの飲み物が、実は花粉症を悪化させているかも!?
花粉症の方は要チェックです。
お酒
お酒に含まれるアルコールは、腸の免疫抑制効果を邪魔し、免疫力を低下させます。
さらに炎症を起こした時に出る活性酸素の量を増やすため炎症が酷くなり、ますます花粉症が悪化します。
また、日本酒やビール等に含まれる「アセトアルデヒド」はくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状を悪化させてしまいます。
赤ワイン
赤ワインも、もちろんお酒の仲間です。
ただし、赤ワインにはポリフェノールが含まれていて、花粉症の原因であるヒスタミンを抑えます。
また、粘膜が炎症を起こしたときに出る活性酸素を抑え、炎症の悪化を抑制します。
ですので赤ワインは「花粉症に良い」とも言われていますが、アルコールが含まれていることには間違いありませんので避けた方が無難です。
ジュース
まず、生絞りジュースは果物の種類によりアレルギーを引き起こす可能性があるので注意が必要です。
また、市販のジュースには砂糖が多く含まれていますので、免疫の低下から花粉症の悪化を引き起こします。
飲むとしたら、加熱加工されており、砂糖が含まれておらず、アレルギー対象の果物が入っていないものを選びましょう。
牛乳
牛乳は、食物アレルギーや花粉症の引き金になりやすいといわれています。
花粉症の方は摂りすぎに注意しましょう。
コーヒー
コーヒーには、花粉症の原因であるヒスタミンが多く含まれています。
しかし、一方でコーヒー(ブラック)のカフェインがアレルギーを抑制するとも言われています。
良い面と悪い面を併せ持つコーヒーですが、花粉シーズンには摂り過ぎに注意しましょう。
花粉症対策でいつから飲み物に気をつければいいの?
花粉症に良い飲み物を色々と紹介しましたが、一体いつから飲み物に気を付ければ良いのでしょうか?
これに関しては、どの飲み物の場合でもなるべく早い時期から飲み始めるようにしましょう。
飲み物は、薬と違って速攻性は期待できません。
早くて2週間~1ヶ月くらいで効果が出始めますので、根気よく飲み続けましょう!
また、飲み物は薬ではないので誰もが効果を得られるとは限りません。
飲み物で花粉症対策することの本当の目的は、体質改善にあります。
飲んではいけないものに関しては、基本的には花粉症の時期だけ控えれば大丈夫です。
しかし、花粉症だけではなく健康を害する飲み物もありますので、日頃から健康を第一に飲み物を選択して下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
花粉症に良い飲み物、逆に悪い飲み物について紹介させていただきました!
既に花粉症の方も、花粉症を対策したいという方も、ぜひ参考にして毎日の食生活を見直してみて下さいね。
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