2019/02/18
子供が小学校に入学した後も大切に持っておく必要がある、母子手帳。
しかし、妊娠中、子育て中、引っ越し中、ついうっかり母子手帳を紛失してしまった!…なんてことも。
そんなとき、母子手帳の再発行は可能なのでしょうか?
可能な場合は、手続きや料金はどうなの?
今回は、母子手帳を紛失したら再発行は可能なのか?と、再発行の場合の手続きや料金についてご紹介します。
目次
母子手帳を紛失したら再発行は可能?
ついうっかり、母子手帳を失くしてしまった。
どこに閉まったか分からなくなってしまった。
エコー写真も一緒に挟んでいたりする母子手帳は、親にとっては大切な宝物も同然です。
とてもショックでしょうが、失くしてしまったものは仕方がありませんね。
母子手帳を紛失してしまったときや盗難された場合、再発行は可能です。
ご安心を☆
ただし、検診補助券である「妊婦一般健康診査受診票」は原則再交付されません。(盗難や災害など特別な場合を除く)
補助券がないと自治体の助成が受けられなくなってしまい、妊婦健診は全額自己負担となってしまいます。
妊婦さんは絶対失くさないように要注意です!
母子手帳を再発行してもらう際の手続き方法と料金について
母子手帳を再発行してもらう際には、最初に母子手帳をもらいに行ったのと同じ役所または保健センターに行きましょう。
そこで「母子健康手帳再交付申請書」という書類を提出すれば、新しい母子手帳をもらうことができます。
再発行にかかる費用は無料です。
手続きの際の場所や必要なものなど、詳しくは各自治体のホームページなどで確認してください。
母子手帳を再発行してもらったら今までの記録を復活させよう!
母子手帳を再交付してもらっても、もちろん中身は白紙のままです。
自分の情報は埋めていけると思いますが、これまでの検診の記録はさすがに分かりませんよね。
母子手帳に記載されている記録は、妊婦検診、出産時の状況、お子さんの成長、予防接種についてなどです。
まずは妊婦健診や出産時の状況、お子さんの成長記録を復活させるための説明からしていきます。
妊婦健診・出産時の状況・お子さんの成長の記録
診察や出産をした病院には、最低5年分のカルテが必ず残っています。
まずはそちらに伺って、妊婦健診・出産時の状況・お子さんの成長についての再記入をお願いしてみましょう。
快く引き受けてくれる場合もありますが、再記入する義務は病院側にはありません。
断られてしまわないように、できるだけ忙しくない時間帯に伺うのがマナーです。
予防接種の記録
予防接種の記録については、医療機関や保健センターに接種記録が残っています。
医療機関や保健センターを訪ねて再記入をお願いしてみましょう。
予防接種の記録は、後々非常に重要な記録となります。
中学校に入ってから突然予防接種歴を書くように言われたり、子供が留学する場合などにも必要となります。
まとめ
母子手帳を失くしてしまったら再発行が可能ですが、記録を復活させる作業は非常に手間がかかります。
また、忘れた頃にコロッと、元の母子手帳が見つかることもあります。
今後は紛失してしまわぬよう、置き場所を決めておき、必要なときだけ持ち出すようにしましょう!
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