2019/02/18
女の子が生まれて初めて迎える節句「初節句」、桃の節句(ひな祭り)。
初めて女の子が生まれたという家庭では、
お祝いをいつすれば良いのか?
生まれて数か月、もしくは数日しか経っていない早生まれ(1月、2月、3月生まれ)の場合はいつすれば良いのか?
何をすれば良いのか?
など、様々な疑問が浮かびますね。
今回は、そんな女の子の初節句の疑問を分かりやすく解説していきます!
目次
初節句で女の子のお祝いはいつする?
女の子の初節句は3月3日のひな祭り(桃の節句)です。
初節句では、無病息災と健やかな成長を願ってお祝いします。
では、初節句で女の子のお祝いはいつすれば良いのでしょうか?
まず、子供が生まれると初節句よりも前に「お宮参り」がありますが、
女児の場合は生後33日後
という決まりになっています。
もし、お宮参りの前に初節句が来てしまった!という場合には、初節句は来年に持ち越すのが良いでしょう☆
基本的に、お宮参りが終わってから初節句を迎えるという順序がありますし、
生後33日も経っていないのに初節句を迎えるとなると、生後間もない赤ちゃんの負担にもなりますし、出産から日が経っていない母親の体の負担にもなります。
必ずしも子供が生まれてから初めて迎えるひな祭りの際にお祝いしなければならない、というわけではありません。
おじいちゃん、おばあちゃんも孫の初節句を心待ちにしているとは思いますが、
生まれて初めての節句にこだわらず、赤ちゃんや家族が無理なくお祝いできるようになってからゆっくりとお祝いしましょう!
初節句で女の子のお祝い 早生まれの場合はいつ?
先程の項目でも説明しましたが、子供が生まれると初節句よりも前に、生後33日後「お宮参り」があります。
基本的に、お宮参りが終わってから初節句という順番になります。
ですので、2月、3月生まれの子に関しては、初節句は来年に持ち越すのが良いでしょう。
ところが、1月生まれの子の場合は、生後33日後に「お宮参り」を済ませた後に「初節句」を迎えることが可能です。
これに関しては、生後間もない赤ちゃんの負担にならないか、また出産から日が経っていない母親の体の負担を第一に考えましょう!
お宮参りをして、その後にすぐ初節句というのは非常に大変です。
赤ちゃんもまだ小さく、世話をするのに精一杯で家庭も落ち着いていない状況にあることでしょう。
それに加えて、多くの雛人形が12月からの販売になります。
1月以降では良いものが残っていないかもしれません。
せっかくの初節句ですので、販売と同時に、きちんと納得のいく雛人形を購入したいですよね。
そう考えると、やはり早生まれ(1月、2月、3月)の場合は来年に持ち越すのがベストだと思います☆
赤ちゃんが少し大きくなって、負担が小さくなった時点で盛大にお祝いしましょう!
※ただし、地域によっては、お宮参りを過ぎれば今年、お食い初め(生後100日)を過ぎれば今年、節分までに生まれたら今年、などの決まりがあることがあります。
分からない場合は、まずは身内に相談してからみんなの納得のいく形で初節句のお祝いをしましょう。
初節句で女の子のお祝いは何をするの?
初めて女の子が生まれたという家庭では、初節句で一体何をすれば良いのか分からないですよね。
ここでは、それぞれの項目に分けて説明していきます。
雛人形
女の子の初節句では、祖父母か両親が用意した雛人形を飾りましょう。
ただし、前日やその日に飾るのはタブーです!
*雛人形を飾る時期についてはこちらに詳しくまとめています。→ひな祭りの雛人形はいつから飾る?2019年の場合!正しい時期とは
お供え物
雛人形のお供え物として「桃の花」「白酒」「ヨモギ餅」「菱餅」「ひなあられ」があります。
「桃の花」は厄除けの効果があると言われています。
三人官女が持っている「白酒」も、体の邪気を祓うと考えられています。
また、白酒を供えるのは、桃の花が桃色なので紅白でおめでたいから、とも言われています。
「ヨモギ餅」のよもぎには、厄除けの効果があり災いから身を守ってくれます。
「菱餅」の色は赤・白・緑の三色ですが、それぞれの色に意味があります。
赤はクチナシの実によって赤く染められています。
クチナシの実には解毒作用があり、赤は魔よけの色でもあります。
白いお餅はひしの実で、子孫繁栄や長寿祈願など娘の将来を願う意味合いがあります。
また、純潔である様子を連想させるものでもあります。
緑はヨモギで、「ヨモギ餅」の所で説明した通り、ヨモギには厄除けの効果があり災いから身を守ってくれます。
また、木々が春に芽吹く生命力を表しているとも言われています。
「ひなあられ」も菱餅と同じく赤、白、緑の三色が使われていますが、ひなあられの場合は神様へのお供えといった意味合いが強く、
旅の保存食としてや雛檀を美しく飾るためなどの意味を持っています。
地域によって、お供物の内容は若干異なります。
全てを備えなければいけないわけではありませんので、例えば桃の花とひなあられなど、揃えられるもので構いません。
衣装
赤ちゃんには被布を身につけさせるのが一般的です。
ただし、生後半年~1年に初節句のお祝いをするなら、着物やドレスで可愛く着飾ってあげても良いでしょう。
我が家では、こちら↓の袴ロンパースに、被布を合わせて着用させましたよ(*^^*)
和柄のヘアバンドなども、合わせて着用すると可愛くてオススメです♡
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お祝い
初節句では、家族と双方の祖父母、お祝いを頂いた親戚や友人を招いて、祝い膳などでお祝いをします。
雛人形やお祝いを頂いた方には、初節句のお祝いの席にご招待する事が内祝いとなります。
来られない方には、頂いたお祝いの3分の1~半額程度の内祝いを贈りましょう。
せっかくなので、みんなで集合写真を撮ったり、写真館などで写真を撮ってもらうのもオススメですよ!
料理
祝い膳のメニューとしては基本的に「ちらし寿司」と「ハマグリのお吸い物」を用意しましょう。
対になっている貝殻としかぴったり合わないハマグリの貝殻は、夫婦円満の象徴です。
女の子が「良き結婚相手に恵まれるように」との願いを込めて、ハマグリのお吸い物が飲まれるようになりました。
ちらし寿司は、代わりに「てまり寿司」を用意する家庭も最近では増えているようです。
あとは家族が食べたい物などを自由に用意してOKですが、春を感じられるような季節の一品を加えると良いでしょう。
また、祝いの席にピッタリな「赤」を意識したニンジンやエビなどを添えるのもオススメですよ。
人数が多くて用意するのが大変な場合は、仕出し屋さんにお願いしたり、オードブルを取っても良いですね。
主役である赤ちゃんには、離乳食を用意しましょう。
ひな祭りにぴったりな離乳食のレシピはこちらで紹介していますので参考にしてみてください♪
→ひな祭りの離乳食レシピ30選 初期・中期・後期・完了期までご紹介!
まとめ
いかがでしたか?
女の子の初節句のお祝いは必ずしもその年にお祝いするのではなく、産まれたタイミングによっては翌年に持ち越してもOKです。
無病息災と健やかな成長を願って、家族や親戚のみんなで盛大にお祝いしてくださいね☆
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