2019/02/18
3月3日はひな祭りですね。
ひな祭りでは雛人形を飾ったりお祝い事をして、女の子の健やかな成長や幸せを願います。
しかし、様々な理由で雛人形を手放す必要があることも。
いつ、どのタイミングで処分すれば良いのか?
処分する際の費用はどうなの?
供養の方法は?
処分ではなく、寄付するという方法も!
今回は、雛人形の処分や寄付の方法と費用について調べてみました☆
目次
雛人形を処分するタイミングはいつ?
親から譲り受けた雛人形。
子供のために買った雛人形。
もちろんずっと持っていても問題はありませんし、本来、雛人形は飾り続ける物です。
しかし、様々な理由で手放す必要があることも出てきますよね。
手放す必要があるのは、例えば下記のような時。
・人形が傷んでしまった
・子供が成人したため飾る機会が無くなった
・子供が結婚したため飾る機会が無くなった
処分をするタイミングとしては、明確な決まりはありません。
もし処分のタイミングがあるとしたら「人形が傷んだ」「もう飾る必要がない」「飾る場所が無い」という時になるでしょう。
スペースの問題を抱えている場合は、お雛様とお内裏様だけを残してコンパクトに飾るのも一つの手です。
雛人形を処分する方法とは 供養や費用について
雛人形を処分するにはどのような方法があるのでしょうか?
いくつか方法がありますので、それぞれの項目に分けて説明していきます!
自治体に回収してもらう
すぐに出来る処分方法として、家庭ごみとして決められた収集曜日に回収してもらう手があります。
ごみの分別は各自治体によって違うので、自分が住んでいる市区町村のごみ収集ホームページを参考にしてください。
分からない場合は問い合わせましょう。
基本的に、自治体に回収してもらう場合の費用は無料となりますが、自治体によっては有料だったり事前の申し込みが必要な場合もあります。
そのままごみとして出すのが気になる場合(人形に宿る魂が気になる…など)は、ひな人形を半紙で丁寧に包み、塩でお清めしてから処分しましょう。
不用品回収業者に依頼する
自分でゴミに出すのは気が引けるという場合は、不用品回収業者に依頼する方法がオススメです。
中には買取と回収を同時に行っている業者もありますので、状態がキレイな雛人形でしたら買い取ってくれる可能性もありますよ。
供養してもらう
雛人形はお祝いの飾りものですし、古くから人形には魂が宿るとされているので、そのままゴミとして出すのは気が引けてしまう方も多いのではないでしょうか。
そんな方には、雛人形の供養をしてもらうことをオススメします!
(ちなみに、供養をする必要があるのは魂の宿る人形だけ。付属品や雛段・ケースなどは受け付けてくれないところが多く、別料金がかかったりします。)
それでは供養してもらう方法について見ていきましょう。
魂が宿るとされる「人形」などを手放す際に供養してくれるのが、神社やお寺です。
まずは近くの神社やお寺に問い合わせてみましょう!
近場に供養をしてくれる神社やお寺が見つからなくても、郵送で受け付けてくれる所もあります。
供養の費用は神社やお寺によっても違いがありますが、3000円~5000円が相場のようです。
郵送の場合は別途送料がかかります。
一般社団法人「日本人形協会」が日本郵政と提携し、「ゆうパック」による人形感謝(供養)代行サービスを行っています。
電話やインターネットで申し込むと「お人形差出キット」(ひとがた・お人形送り専用ラベル・手続説明書・代金振込票)を送ってくれます。
供養して欲しい人形を梱包すれば、郵便局が集荷してくれます。
人形は毎年10月頃に行われる「東京大神宮人形感謝祭」で供養してもらえます。
料金は1箱5,000円です。(受け付けているのは「人形のみ」なので注意してください)
申し込みたい方は、9月末までに申し込みをしましょう。
人形供養祭は、不要となった雛人形を集めて飾り、供養するお祭りです。
「人形供養祭」で検索をすると、全国各地で開かれる人形供養・人形感謝祭が参照できます。
特に有名な人形供養祭は、徳島県勝浦群勝浦町の「ビッグひな祭り」です。
ここでは毎年2月〜3月開催。日本全国から寄せられた雛人形を巨大なピラミッド状のひな壇に飾って供養してくれて、
送る時には供養料として5,000円が必要となります。
この他、千葉県勝浦市の「かつうらビッグひな祭り」、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の「南紀勝浦ひなめぐり」などがあります。
雛人形を寄付する方法について
思いの詰まった雛人形。道具も一式揃っているし、傷みも少なくまだまだ使える。
このような雛人形の場合、処分するのではなく寄付したい!という方もいらっしゃるかと思います。
雛人形を寄付するにはどのような方法があるのでしょうか?
いくつか方法がありますので、それぞれの項目に分けて説明していきます!
施設に寄付する
老人ホームや児童養護施設、幼稚園、保育園などで雛人形を必要としているところは少なくありません。
まずは、家の近くの施設に問い合わせをしてみましょう。
基本的に寄付をするのは無料ですが、直接持ち込みしか受け付けない施設もあります。
また、郵送する場合は別途送料がかかります。
寄付する場合は、ほこりや汚れはできるだけ綺麗に掃除をしてから、運搬中に破損しないよう丁寧に梱包して緩衝材などで保護してあげましょう。
友人や親戚に譲る
友人や親戚で欲しい人がいたら、譲るのも一つの手です。
雛人形は本来「一人が一つ持つ」ものとされていて、譲渡は避けた方が良いのですが
現代ではそこまで気にせず、譲り合うことも多いようです。
立派な雛人形で状態がよければ、喜んで受け取ってもらえることでしょう。
ネットオークションやフリマに出品する
今や大抵のものはネットオークションやフリマで出品することが出来ます。
雛人形は魂が宿ることが懸念されリサイクルショップなどでは引き取ってもらえませんが、オークションであれば話は別!
特に海外では、雛人形はインテリア小物として人気があるので、ネットオークションに出品すれば欲しがっている人の目に留る可能性は高いでしょう。
他にも、中古で良いからとにかく安く手に入れたい!という方にも需要大です。
出品の際は、雛段に飾った雛人形の全体像、人形の顔や着物のアップなど、状態のわかりやすい画像と説明文を心掛けると売れやすくなります。
まとめ
いかがでしたか?
不要となった雛人形の処分は、自治体に回収してもらったり供養したり、寄付したりと様々な方法があります。
ご自身にピッタリな方法を見つけて、後味良く雛人形とお別れしたいですね^^
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